実際に建てるならどこに依頼する？
人生の中でそんなに何度も新築住宅を建てる機会は訪れません。せっかく戸建住宅を建てるなら、間取り・収納・動線などはもちろん、コンセントの数や位置などの細かいと箇所にも、こだわりたいですよね。いざ住宅を建てようと思っても、一体どこにお願いすれば良いのか分からない人も多いと思います。近所の工務店にお願いするのか、住宅展示場があるハウスメーカーにお願いするのか、こだわって設計事務所に依頼することも考えられます。
なかなか近所に工務店があるところは少なくなってしまい、ハウスメーカーに依頼する人が多いかもしれませんが、各メーカーによって耐震・免震・制震など、万が一に備えた構造や装置を売りにしているところがたくさんあります。設計事務所ではデザインや建築資材にこだわりを持っていたり、やはり事務所によって得意としているものが違います。まずはあちこちに足を運んで、自分たちに合ったところを選びましょう。
間取りは将来のことも考えて！
家は家族の年齢によって使い方も大きく変化します。子どもが小さいときはみんながリビングに揃っていても、成長すると各部屋が必要になり、さらに大きくなると家をでて夫婦だけになっていく可能性もあります。年を重ねた時に室外から室内も含めて、バリアフリー設計にしておけばよかったとか、部屋からトイレが遠いなどと困らないように動線も含め、将来を見据えて考えましょう。意外と落とし穴になるのは、洗濯機の場所と洗濯物を干す場所です。1階に干すと見栄えが良くないけど、2階まで行ったり来たりするのはちょっと大変だしと困ることになります。注文住宅の設計はより慎重に、こだわって納得がいくまで何度でも変更してもらってください。
京都の注文住宅の中は、風致地区に合う日本家屋風の住宅もあります。天然木を使用したナチュラル感あふれるキッチンや化粧梁を設けた天井など、木の温もりを感じられる住まいになっています。
